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フリードプラスをデリカD5(‘07)と比較。その2

デリカD5からフリードプラスへ乗り換えた理由 2

デリカD5とフリードプラスが並んだ画像

どっちも好き

フリードプラスに試乗した印象

フリードプラスに試乗した印象はとても良いものでした。まず乗り込んだ時に、運転席で窮屈さを感じない。デリカD5に近い印象の空間でした。フロントガラスまでが遠くて圧迫感が無い。視界も広く、むしろデリカD5以上に解放感を感じました。実際には助手席との距離は近いし、視線も低いはずなのに。窓が大きいのが効いている?メーター類が遠くに配置してある事も広く感じる理由の一つだと思います。視線の移動が小さく、見やすい位置でした。

試乗者はもちろんガソリン車です。普通に走り出してみると、ゴロゴロとしたエンジン音が大きいです。加速自体は想像したよりも早い。もっとストレスを感じると思っていましたが、アクセルに対するレスポンスはデリカD5よりも良いです。アクセルをゆっくりと深く踏み込んで行くと、3000回転を超えたあたりから滑らかなエンジン音になります。ゴロゴロ感がなくなり、繋がった音。振動も無くなって気持ちの良い ォァアアーッていう感じ、伝わります?

フリードプラスがうるさくて、静音化を少しだけやってみた話。 - イモキャ

加速感と音量の高まりも一致した印象。今まで知ってるCVTの中ではリニアに感じます。

ネットで調べてみると、0-100キロ加速は10秒台なので、デリカD5とほぼ同じ。高速の合流で不満は感じません。 

遮音性は思ったより高い。乗った瞬間に分かるくらいです。エンジン音自体は大きいのですが、外の音は小さく聞こえます。乗り心地も良い。突き上げは少なく、小さなギャップは感じさせません。ブレーキではフロントダイブを感じます。ホイールベースが短いし背も高いので。と自分を納得させます。

ハンドリングは見た目と違って手応え強めです。コンパクトカーとか、ミニバンでよくある手応えが一定の軽いのとは違います。意外と飽きずに運転できるかも!と思わせます。剛性が低く、少し捻れてから反応する感じ。悪く言うと安っぽいとも言えます。

中立付近ではレスポンスがダルく、直進安定性は良さそうです。逆に軽快感は無いです。見た目は軽快な印象なのに、どっしりしたハンドリング。私はそういうギャップに弱いのです。

ちなみにE-conをオンにすると、モッサリ。かなりモッサリ。別の車のようにモッサリです。しかも燃費は変わらないような…。スノーモードとして便利ですね!と自分を納得させます。

燃費計は約10キロを表示しています。カタログでは19くらいの表記だったので、ヌヌヌです。おそらく最悪の燃費表示だとは思いましたが、以前所有していたcx-5の最悪燃費と同じくらいです。ガソリンタンクが35リットルと小さいので、航続距離が少し不安になりました。しかしながら今までの経験で、高速道路ではカタログ燃費を超えることは知っています。カタログ通り19キロ走るとすれば、35リットルタンクでも665キロは走る計算なので不足を感じる事は無いはず。何よりも積載力でフリードプラスを選んでいるので、航続距離を優先して考える事はやめました。

運転してみて、長距離移動に適していると判断出来た事が大きかったです。今までのコンパクトカーとは良い意味で違う事を確認できました。

フリードプラスの魅力

  • 解放感があって広い室内。
  • 遅くはない。早くもない。運転は楽しい(私は)。
  • 長距離移動に適している。
  • ラゲッジが大容量(推定800リットル?)

上記のように、コンパクトカーだからといって諦めている部分が少ないです。

デリカD5と比較して劣っている点

  • AWDではない事。
  • 車高が低い事。
  • 絶対的な室内容量が小さい事。
  • 弱そう。

上記は受け入れました。価格差・維持費と秤にかけて。